この怖い話は約 1 分で読めます。

翌朝、その先客は、他の山男が下山や登頂等で少なく頃合を見計らって運びだされた。
救助隊のヘリで下山するとらしい。
その次の日には樋口さんも元気を取り戻し、山小屋の管理人を驚かせたそうだ。
ただ、樋口さんによると、あの日、熱で苦しむ彼の額を頻繁に触った冷たい手があったそうな。

樋口さん「まっ。山男に悪人はいないからな。あの手がなかったら俺もヘリで下山してたかもな」

スレ汚しの長文、失礼しました。

Page: 1 2

bronco

Share
Published by
bronco

Recent Posts

迷い

霊とかとは全然関係ない話なんだ…

4年 ago

血雪

全国的にずいぶん雪がふったね。…

4年 ago

母親の影

私が小6の時の夏休み、薄暗い明…

4年 ago

閉じ込められる

彼はエレベーターの管理、修理を…

4年 ago

彼女からの電話

もう4年くらい経つのかな・・・…

4年 ago

テープレコーダー

ある男が一人で登山に出かけたま…

4年 ago