この怖い話は約 3 分で読めます。

421 オツキサン sage 2011/08/06(土) 10:46:52.98 ID:MFEMaJmK0
スレチかもしれないけど投下しとく

もう、夏真っ盛りだね。
この時期になると、昔のことを思い出す。

俺の地元には大小の山の中に、ひときわ小さな山がある。本当に小さな山だ。
でもなぜか、大人と一緒であろうと、子供はこの山に登ってはいけないということを聞かされていた。

理由を親や先生に聞いても教えてくれないし、他にも色んな山があるのに、その山だけ子供は立ち入り禁止になってたし、
なにより周りに神社が密集しているのも、何か気になっていた。

神社は、小さくて無人のところがほとんどだけど神主さんが住んでるところが1か所ある。
神主さんの敷地に干してあった干し柿取って食べたのはいい思い出w
そのこと神主さんは知ってたみたいだが、それはまた別の話ね

まぁ干し柿取って食べたってことからも分かるかもしれないけど、小学生の時分、俺はなかなかの悪ガキだった。
ダメだダメだと言われるほど、何としても入りたくなるのは人間の悪いところ。
俺は、友達を連れてその山に入ることにした。
連れて行った友達は2人。

A=地元から離れた今も、結構遊ぶ。面倒見が良くていい奴
B=ビビリ。いじめてたわけじゃないけど、連れまわしてた気がする。

夏休みにこの3人で、山に入ろう!ってことになったんだ
Aは俺と一緒に調子に乗ってたし、Bもビビリだけど好奇心はあったみたいで快諾した。何だかんだで、みんな山に入りたかったのかな

422 オツキサン sage 2011/08/06(土) 10:47:29.12 ID:MFEMaJmK0
そして、決行の日。
親には朝から、プールに行ってくるって抜け出してきて集合した。
もちろん、バッグに水着やタオルが入っているわけも無く、中身は邪魔になるからできるだけ空にしておいた。
Aも同じ感じだったけど、Bは水泳の授業の時と同じ中身だった。

いざ出発しようとしたがここで問題が発生。
山に続いてる道は、神主さんの住んでる神社の方から繋がっていて(その道は頂上まで行ってるかどうかは分からないらしいけど)
ずっと一本道で、反対側の無人の神社の方に出る道になってる。とBから聞いた。
Bはビビリだったから、親が「この子は山には行かないだろう」と考えて、子供には教えない、山の道の詳細を教えていたのだと思う。

それを聞いて、俺たちは考えた。
子供は出入り禁止だから、当然見つかる可能性のある、神主さんの住んでる神社の方の道からは行けない。
進めそうになければ引き返せばいいし、人に見つかる可能性を極力減らすことが大事…
俺たちは、無人の神社の方の道を目指し、遠回りして進んで行った。

道と言っても舗装もされてない、獣道より幾分マシだってレベルということに気付いたのは、現地に着いてからだった。
俺らは周りに人が見ていないかを確認し、こっそりと山に登って行った。

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