Categories: 洒落怖

空に太陽がある限り

この怖い話は約 2 分で読めます。

503 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/15(火) 10:51:38 ID:FdWFkR400
あれから二年、おばさんは死んでしまった。
彼女は自分の遺産の名義を俺にしてくれていた。
俺の借金はそれで半分ほどになった。
おばさんにいわれてホストをやめてから、正直利子分+すずめの涙ほどでしか返済ができてなかったが、
ようやく元金がきちんと減っていくようになった。
冥界にも太陽はあるのだろうか、俺はおばさんが死んでからも分不相応な愛情を注がれて今希望を見ている。

自分なりにこの体験に一言感想を添えるなら。
切迫した事情があったといえ、口先三寸で人を食い物にする商売に手を染めた事が恐ろしい。
何より許し難いのは、こんなにも想われていて、その相手を公衆の面前でストーカー呼ばわりしてしまったことだ。
そして歯痒いのは、一度窶した身はなかなか再起が難しく。
俺はホストをこそやめたものの、アニキが独立してつくった店で黒服をやっている。

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