Categories: 洒落怖

濁った海

この怖い話は約 2 分で読めます。

54 本当にあった怖い名無し sage 2012/07/11(水) 13:29:36.16 ID:tT8H1hQQ0
その直後、濁った海から黒い海水パンツをはいたおじさんがスッと現れた。年齢は40代ぐらいだと思う。
おじさんもゆっくり俺たちの前にきて、Bを掴む女の子の手をもってなにか言った。これも聞き取れなかったんだけど、女の子は手を放した。
二人でなにか会話していたが、おじさんは女の子の手を持ち、二人で濁った海のほうへ消えていった。女の子は残念そうだった。
それと同時に体が軽くなり、急いで海面に出た。三人ともただ茫然としてたけど、
笑いながら「お前らどんだけ息続くんだよwwwwwwwww」というAのおかげで、現実に引き戻された。
Aにも事情を話し、その日に花とビールとお菓子を海岸の海を見渡せるところに置いておいた。
それ以降ボートで沖へ出るのはやめた。

以上です。一人でたくさん書き込んでしまい申し訳ないです。

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