Categories: 洒落怖

工場に住む

この怖い話は約 2 分で読めます。

646 本当にあった怖い名無し 仕事ヤダ 2007/11/04(日) 15:32:03 ID:d94Q1qBW0
工場の機械と機械の間に何か見えた。横切った。
大きさは二足歩行で高さ私の胸くらい。暗い工場でなぜか白かったことがわかる。
私は全力でうっすらと見える階段を二階に駆け上がった、全力で電気をつける。
事務所のほうを見ると。

扉が開いている、入ってはいけないような気がする。
そして私は階段を上りきった場所で固まりました
階段の下から気配がするのです、もちろん下を見る勇気はありません。
どのくらいそのままだったのかわかりませんが気配が一歩階段を上りました、意を決して事務所に駆け込む私。
扉を閉ざして内鍵をかけます。しかし気配は扉の向こうにある。
次に私の口から出た言葉「また会ったね。もう意地悪しないでよ。」
パニックになりました。しばらくそのまま静寂の時間が流れます。
何を思ったのか私は「南無大師遍照金剛」とつぶやきました、気配はなくなっていました。

その日は不思議な気持ちのまま帰宅しました。明日も仕事です。ちなみに帰りに確認した窓は閉まっていました。
以上です。

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