Categories: 洒落怖

新聞屋

この怖い話は約 2 分で読めます。

537 新聞屋(3 2007/07/28(土) 01:09:03 ID:8KYt0b4R0
冗談抜きで飛び上る程ドキっとしたらしい。
いくら気が強いって言っても女だし、思いがけないタイミングの良さ(悪さ?)に体が痺れてしまって黙ってドアを見てた。
“ピンポン”“ピンポン”“ピンポン”“ピンポン”・・・・・。
ブザーがずっと鳴り続けてるんだって。しばらくしたらブザーが鳴り止んだ。

と思った瞬間。
例の新聞受けがパタンと開いて指がニョキっと出て来た。
片手の指が4本、バタバタ閉じたり開いたりしてる。何かドアの向うの人に気付かせようってしてる様だったって。
こっち見ろって感じで。
叔母さんが固まったまま見てるとそのうち4本指がスッと新聞受けから消えた。
ほっとするとすぐさま人差し指が1本だけ差し込まれて来て叔母さんの方をジッと指差してるんだって。

これには親戚一同、ぎょえーってなったんだよね。マジかよ~信じらねぇ新聞屋じゃねえか。
そしたら叔母さん『止めれば良かったんだけどさ』って言うんだ。
本当に後悔してるって。
叔母さん、新聞受けを手前に引いて覗いたんだって。もう帰ったかなってね。
そしたら目の前に男の口が有ったんだって。ニカって笑った男の口が。

Page: 1 2

bronco

Share
Published by
bronco
Tags: 着信電話

Recent Posts

迷い

霊とかとは全然関係ない話なんだ…

6年 ago

血雪

全国的にずいぶん雪がふったね。…

6年 ago

母親の影

私が小6の時の夏休み、薄暗い明…

6年 ago

閉じ込められる

彼はエレベーターの管理、修理を…

6年 ago

彼女からの電話

もう4年くらい経つのかな・・・…

6年 ago

テープレコーダー

ある男が一人で登山に出かけたま…

6年 ago