Categories: 洒落怖

箱女

この怖い話は約 2 分で読めます。

936 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/02/07(木) 19:24:24.44 ID:S5BbtpTa0
(3/3)
すると、箱が急に怒りだし「ふざけてねーよ!逃げんな!もって行くって約束しただろ!」
と怒鳴り出した。
それを無視してドアに手をかけたとき、後ろから俺の服を誰かが掴んだ。
バスを待っていたのは俺だけ、後ろには悪趣味なやつが仕掛けたいたずらの箱し
かないはず、いや、まさか…と思いながら俺が振り向くとそこには信じられない光景
があった。

どう見ても人が入れるサイズではない段ボール箱から、人の手が伸び俺の服を
掴んでいる。
そして一瞬箱の「中身」と目があった。
理由は解らないが、実はそこから暫らくの記憶がない。

気が付くと俺はバスに乗っていた。
例の段ボール箱を両手で抱えて。
不思議な事にあれだけぼたぼたと流れていた腐臭のする液体は何事もなかった
かのようになくなり、臭いどころか液体の流れ出た後すらなかった。

実は、期待していた人には申し訳ないけれど、これ以上おかしな事は起きていない。
強いて言えば携帯で友人のところに連絡して今回行けなくなった事を伝えたのと、
一泊したネカフェで楽しいひと時を過ごした事くらいだろうか。

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