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58 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/10/01(月) 22:48:58.14 ID:hWz1xoxm0
穴を見た弟はもう一息とばかりに残りのガムテープを引き剥がす
小さく露出していた穴はどんどん広がっていき全てのガムテープを剥がし終えた時には
直径50cm程の穴が姿を現していた
弟「なんだここだけ入れるようになってるじゃん、中どうなってんだろ」
穴の中を覗く弟
弟「うわ~すっげー真っ暗だ何も見えない」
俺「窓から光差し込んでないのか?」
俺は弟をどかし中を覗く、中はたしかに真っ暗だった1つの光もなくただ暗闇だけが中に広がっていた
そこへさっき下りていった父親とこの家の管理人がやってきた
父親「お前達なにしてるんだ、何だこの穴?」
弟「ガムテ付いてたから剥がしたら穴が開いてたんだよ」
父親「なんだ穴まで開いてるのか・・・柳さん(管理人の苗字)これ事前に話してくれないと
困りますよ」
柳「ほ・・本当に申し訳ないです・・・・・・・」
・・・・・・・
柳さんは謝ったあとすんなり黙ってしまった、妙なことに穴の方を見ようとしてない
表情からは怯えてるようにさえ見えた
柳「あ、ああのこの部屋の対処を考えたいので下に移ってもらってもいいですか?
詳しいことは下でお話します」
父親「そうですね、このままじゃ困りますし部屋が使えないんじゃ不便ですし」
そう言って2人は1階に下りて行った
59 本当にあった怖い名無し sage New! 2012/10/01(月) 22:50:17.74 ID:hWz1xoxm0
俺は気になる事があったから1階に下り外に出た、気になるのはさっきの塞がれてた部屋の
窓側だ部屋があると思われる外側に行ってみたが不思議なことに部屋の窓のような
部分は見当たらなかった
だけど窓があったと思われる箇所はあった、あそこも塞がれてるのか周りの白黒い壁と違って
白い色がはっきりとしていた
5分くらい経って玄関から柳さんと父親、母親が出てきた
柳「本当に申し訳ありませんでした、工事はこちらで頼みますので日程が決まり次第
報告いたします、では失礼します」
父親・母親「お気をつけて」
俺「話ついたの?」
父親「ああ、とりあえずあの壁壊して部屋を普通に使えるようにしてくれるってさ
費用も向こうが負担してくれるし、まあ言うことなしだな」
弟「うわああああ!」
ドタドタドタドタ
突然弟が叫びながら階段を物凄い勢いで下りてきた
母親「ちょっとなに?大声なんか出して」
父親「おい!周りに迷惑だろ」
弟「2階の真っ暗な部屋・・・何かいる・・・」
弟は怯えた顔でそう言った
弟「中に入ろうとして顔を中に入れたんだ、そしたら奥の方からなんか這いずるような音が聞こえて
なんだろうと思ってしばらく聞いてたんだけどなんか変で・・・」
母親「ねずみか何かじゃないの?そんなに怯えるようなことじゃないでしょ」
弟「違うんだよ!ねずみとか動物とかそんなんじゃない、なんかを引きずってるような音なんだよ」
母親「大き目の動物が迷い込んだのかもね、それとあの穴塞いでおかないと、あなたお願いね」
父親「わかった、まあ気にすんな大きなねずみが住み着いてんだろ」
弟「・・・・・・」
弟はもう話しても無駄だなと言わんばかりに車の中へと閉じこもってしまった