Categories: 洒落怖

ものはこそ

この怖い話は約 2 分で読めます。

ある人が一人でキャンプしている時、夜中にテントの外で音がする。
何事かと思って外をうかがうと、おかっぱ頭の和人形がテントの
周りをトコトコ廻っていたんだと。
人形は「ものはこそ」って言葉を残して闇の中へ消えていった。

それから後がよく覚えていないんだけど、なんでもこの言葉は
京都のある場所に関係のある言葉で、意味が分かれば人形の由来
もすぐ分かるとか、分からなければ呪いにかかわったっていう
ことで死んでしまうとか、そういうノリのお話でしたよ。

意味が分からなくても、この話を他人に聞かせることで呪いの
力が薄れるとかで、それでこうやって皆に話しているんだって
話をしてくれた大学生は言ってましたね。

コワス

bronco

Share
Published by
bronco
Tags: 人形呪い

Recent Posts

ブライダルフェア

いや、たいして怖くないんだけど…

4年 ago

教祖の妻の肖像画

親が昔、へんな宗教にはまってた…

4年 ago

The Body

10年くらい前の話だけど・・・…

4年 ago

謎の曲

出所が分からない所からの楽曲ダ…

4年 ago

エレベーターで見たもの

じゃあ俺が生涯で一番ビビった話…

4年 ago

強烈な遺体

久しぶりに民話でなく現代の話を…

4年 ago