Categories: 洒落怖

時報

この怖い話は約 1 分で読めます。

  「……後……時………分…1…秒を…・…え…ます…」

明朝。Aくんの両親が帰ってきた。廊下に倒れているAくんを見て、二人は急いで駆け寄ったんだそうだ。
Aくんの亡骸は、頭に包丁を突き刺された凄惨なものだった。母親は気を失い、父親も呆然と立ち尽くした。
ちょうどそのとき、外れていた受話器から…唐突に、声が流れ出したらしい。

  「…死後…6時間…13分…40秒を…お伝えします…」
  ピッ。ツーツーツー…

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bronco

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