Categories: 洒落怖

バス停の女

この怖い話は約 2 分で読めます。

848 名前: バス停の女 2006/08/29(火) 00:40:15 ID:/EvGcUW20
その後、孝史は出張から戻ってくる。
久しぶりの自分の部屋。
もちろん、出かける前と特に変わった事は無い。
トイレに入った時、ティッシュペーパーが切れている事に気が付いた。
そして、近所のショッピングセンターに行く事になる。

買い物を終え、荷物を入れようとトランクを開けたとき、異常な光景を目にした。

トランクを開けた裏側の部分、ちょうど荷物を載せようとした目線の正面に
「孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史孝史…」
何かでひっかいたように、孝史の名前が無数に刻まれていた。
そして、何故か無数の長い髪の毛。
美奈に渡したはずのインクの切れたボールペン。

それ以来、孝史は通勤路を変え、車も買い換えた。
買い換えた後、一度だけ金曜日の夜に例のバス停を通った。
バス停の陰に、誰かが立っていた…ような気がしたが、怖くて直視する事も出来なかった。

END(名称はフィクションですが、ストーリー自体はノンフィクションです)

856 名前: バス停の女 2006/08/29(火) 01:11:03 ID:/EvGcUW20
友人から聞いて、ずっと投稿するか悩んでいた話です
ちなみに、そのトランクの内側の状態は自分でも見ました。
見た瞬間、鳥肌が立ちましたけどね。

名前に関しては実名はまずいと思ったので適当につけたんですが
女の子の名前に間違い(統一してない)ところがあったのは校正ミスです。ごめんなさい。

ちなみに、もちろん友人は住所も変わり駐車場も別の所になりました。

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