この怖い話は約 2 分で読めます。
昨日、夜中の三時くらいまで課題をやってて終わったから寝ようとしたんだ。
で、ベッドの中でうつらうつらしてたら、なんとなく頭の上の窓が開いてる気がしたんだ。
妙に外の音とか聞こえるし、そよそよ風があたるし。
窓閉めなきゃ、って手を伸ばそうとした時、気づいた。
ベッドの近くに窓なんてないんだ。
で、ちょっとドキドキして目が冴えちゃった。
寝苦しくて寝返りばっかうってたら、なんか人の足音がする。
最初ってゆーかかなりの時間、家族がトイレにでも起きたのかなと思った。
そしたら、なんかお母さんが俺を呼ぶ声がするんだよね。
でも、なんかそのときなんていうかシックスセンスが「あれはお母さんじゃない 似てるけど違う」
ってささやいたから、正直目がギンギンしてたけど寝たふりをしてた。
そのうち、
「○○(俺の名前)ー!」
「○○ーーーーーーーー!!」
「○○ーーーーーーーーー!!!!!!」
って声がだんだん近づいてきた。もう泣きそう。
ドアが開く音はしなかったけど、確実に近づいてきてる。
そのまま寝たふりをしてたら、ついに耳元で「○○」って声がして、
俺を揺り起こすかのようにわき腹に手をおいた。
頭の中真っ白になって「うわあああああああああああああ」とまるでダディのように叫び、
飛び起きたらいなくなってた。もう半泣き。
次の日お母さんに聞いたら「知らないわよ」っていってた。
何だったんだあれは・・。