この怖い話は約 1 分で読めます。

そのまま俺達は近所の駄菓子屋に集まり、探検の反省会をした。
AとCは戻るべきだ、捕まえれば大ニュースになると主張したが、頭がおかしいとしか思えなかった。
俺とBは得体のわからないものに近づく恐怖を語り、彼らを説得した。
Bの毒があるかもしれない、という発言が効き、結局全員一致で二度とあの家には近付かないことにした。
生臭いにおいは俺達にも移っており、風呂に入ってもなかなか落ちなかった。

後日、俺達の報告を受けた他のチームがその家に侵入したらしいが、結局その隠し部屋には何もいなかったという。

家は数年後ラーメン屋になった。

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