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後で友達に話を聞くと、あの時柄杓を水に入れた途端水の中で何かが柄杓を引っ張ってきて、引き合うような形で動けなかったらしい。
柄杓から手を離そうとしたけど指が動かず、クラクションが聞こえた瞬間手から離れて水の中に落ちて行ったそうです。
その間、俺が呼ぶ声も、低い女の声も、どちらも聴こえなかったようです。
ちなみに、その時の写真には特に変な物が写り込んだりはしませんでした。
ですが友人のカメラのフィルムを収める部分に、とても長い髪の毛が何本か入り込んでいたそうです。
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