この怖い話は約 3 分で読めます。

「こわかったからもーいかない。」
「こわかったかー、ごめんね。おうちこわかった?」
彼女はふるふると首を振りました。
「XXXXちゃんがいたからこわかった」
XXXXの部分はよくわかりませんでした。が、瞬間、ぞっと背筋が冷えたので聞き返す気にはなれませんでした。
右隣では息子が目を真っ赤にして口を結んでいます。
怯えているようすではなく、自分の言うことを信じて貰えないので拗ねているように見えました。
まあ息子はちょうど反抗期なのでちょっとした小競り合いなど日常茶飯事なのでしょう。
Aちゃんと旦那さん、お姉ちゃんは既に特に気にするそぶりもなく、夕飯の予定を相談しています。

276 本当にあった怖い名無し sage New! 2010/11/28(日) 16:08:45 ID:ym2GK1ah0
買い物中、私は息子の傍にそっと寄って話しかけてみました。
何しろ私はオカ板なんかに出入りしてるだけあって怖い話が大好きです。零感で何も見たりしたことはないですが。

「おーい。ねぇほんとに子供いた?」
「いた」
「どんな子だった?何歳くらい?」
「○○(妹)と同じくらいの女の子」
「ふーん、服装は?」
「袖のないワンピース」
「……ふーん、もう寒いのにね」
「うん、だから寒い寒いって言ってた」

本当かどうかはわかりません。
もちろんあとを追いかけたお父さんは子供なんか見ていないはずです。

これだけでも自分的にはかなりヒットに怖かったのですが、その夜、ビールをしこたま飲んで寝ているときに
ふっとあることを思い出しました。

281 本当にあった怖い名無し sage New! 2010/11/28(日) 16:38:06 ID:ym2GK1ah0
私は子供の頃かなり山の奥深くまで入り込んでよく上からその廃屋を見下ろしたりしていました。
神様の集まる石碑群?からさらに奥へ入ると家を見下ろせるポイントがあるのです。たしか。
ちなみに山の上、木々の隙間から見ると屋根と朽ちた温室しか見えません。
そして、そこから温室を見下ろした記憶の景色には確かに子供がいました。
それはノースリーブの白いワンピースと麦藁帽子の女の子なのですが、
なぜか、いつ見下ろしてもそこには必ずその子がいたように思うのです。
一ヶ月後三ヵ月後とか、そこに昇るたび何度も繰り返してその子を見るうちに、
なんとなく不気味になってその場所に上るのをやめたんでした。

その時まで全然忘れていたのですが妙に息子の言葉と符号します。

関係ないようですが、そもそもその山は神様が集まるお祭りのある山です。
山の名前からして神々しいというか、子供の頃は結構怖かった記憶があります。
そんな場所に建ててしまったから廃屋になってしまったのかなーとか、ちょっと思いました。

うーん、なんかあんまうまく伝えられなくてすいません。
自分的にはすごく怖かったんですが。

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