Categories: 中国・朝鮮

思い出深い家

この怖い話は約 2 分で読めます。

813 俺 2008/09/03(水) 22:14:40 ID:8Yys0Fh40

電話で話している妻の顔色が変わってきたのが
横にいてすぐわかりました。 
電話が切れた後、妻が言うところによると、
借家の大家(女性)が1月2日の午後3時ごろ
癌で亡くなったというのです。  
その話を聴いた瞬間、僕の体には、今まで体験したことのないような、
鳥肌が立ったことを、今でも覚えております。 
そうです。台所で、ハイヒールの音を聞いた日時・時刻と、
大家が亡くなったときがぴったり一致するのです。 

814 俺 2008/09/03(水) 22:15:34 ID:8Yys0Fh40

この話にはさらに続きがあります。 
私のようなマニラ在住の海外駐在員は、
比較的簡単に、 住み込みのメイドと運転手を雇えます。 
1月3日午後に、運転手が家の中で女性の影を
見たというのです。 彼らがその話を切り出すまで、
私が、台所で音を聞いたこと、そして、大家が死んだことは、
一切話をしていませんでした。 その話を聞いたとき再び、
背筋が凍りつきました。

あとで、わかった事ですが、私が住んでいた家は、
亡くなった大家が最初に立てた家で、3人の子供を育てた
思い出深い家だったそうです。
 

以上。

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