この怖い話は約 3 分で読めます。

病室で、母と親父が何か真面目に話をしていた、俺が入ってくると急に親父が
「大事な話がある」と言ってきたのでまた、何かネガティブな事考えてるのかな
と、思いつつ話を聞くことにした。
親父は「俺は、昔たくさんの動物たちを殺してきた、たぶん100はやっている」
俺「は?何いってんのいきなり?気が違ったのか親父?」俺の言葉を流して親父は続けた
親父「昔、俺は、動物とか弱いものを虐めるのが好きだった。」
「猫・犬・鶏を色んな方法で殺した。(ここから殺し方が入ったのではぶきます)・・・
とにかく、俺は最低な奴だった。」そこで、母が
「私は知っていたけど、その異常な行動以外は普通の人で・・それに、怖くて
横から口を出せなくて止めてあげることが出来なかったの・・・。」
俺「いつから、していたんだ?」
「俺が子供のときから大学に上がるまでの間だ、その後はやっと自分の行動に歯止めを
掛けることができた。それからは、やっていない」
俺「何でそんな事したんだよ?」親父「・・・・・。」(何度聞いてもだんまりだった)
俺「でも、何で今更そんな事いうんだ?わけわからん・・・。」

902 本当にあった怖い名無し sage 2008/02/06(水) 18:18:09 ID:qzRCx3sn0
親父「3年ぐらい前から殺した動物達が”迎えに来る”と夢に出てきた、それで頭痛で倒れた日の夢で
動物達に”今日連れて行くと”言われて頭を捕まれたとき、俺の親父つまりお前のおじいちゃんが
動物達をはらいのけ必死で説得してくれた”孫とこいつを最後にお別れをさせてあげて欲しい”
”いや、今連れて行く””頼む、最後の一言を孫に言わしてやってくれ”
”・・・もう一度来るその時はきかない”それで、目が覚めた
それから考えて母さんにお前を呼ぶように頼んだ、お別れを言いたくてな」
俺「いや、3年の間そんな夢見ていたのなら、坊主にお払いでもしてもらえよ!」
親父「俺は、ただ自分のために動物を殺していったから、これはしかたがない
悪いのは俺だからな地獄行きは確定だ、そんなので坊主に頼めるか?”昔殺した動物達に
呪い殺されそうです死にたくないので助けてください”それは、いかんだろ・・・。」
俺「・・・今日は帰るから、ちょっと頭を整理したい・・・。」
それで、俺は実家に帰っていった。

部屋に篭って考えていた。ふと、なんとなく部屋の人形を見ていたとき
気のせいかもしれない人形が「そろそろですね」と、言いながら微笑んだ。
俺は完全に混乱して頭がイっちゃったのかなと、そのまま眠った。

夜中、目が覚めた、とても嫌な予感がした。虫の知らせとなのかな
俺は、病院にいった、親父の部屋にいったのだが、特に異常は無かった。
まじで、ほっとした、涙がぼろぼろでた、本当に怖かった。
落ち着いて、親父の部屋から出ようとしたとき、全身の毛が総立った。
心臓の音もばくばくいっているのがわかる、部屋の左を曲がった廊下の奥のほうから
何かがくるのがわかった。霊感も無い俺だがこいつはマジでやばいと直感で感じた。

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bronco

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