この怖い話は約 3 分で読めます。

じゃあ書かせてもらいますわ。
こういうの書くの慣れてないし、初めて書こうと思ったのもあってだらだらと書き連ねてしまった。
霊的な物一切無し・・・と信じたい

4年前に過敏性腸症候群と診断された。
要はストレスを感じると腹痛が起きる。(その先も起きるがグロいし察してくれ。)
いたって健康な肉体なのに何故か腹部がちぎれるように痛くなる。
当時は受験生だったしストレスが凄かったんだと思う。
でもなんとか受験を乗り切って、それなりの大学への進学を果たした。
親元を離れて初めての一人暮らしはとても新鮮だった。
大学一回生だったのもあってコネ作りに奔走した。
仲の良い友達も何人かできた。幸せな学生生活の始まりと思われた。

617 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/01/31(木) 15:54:43.19 ID:rjpg3rCAT
2/5
体の異変は大学に入って三ヵ月ほど経ってから起き始めた。
気がつけばまた過敏性腸症候群になっていた。
病院へと通ってはみたが、医師は「人間関係や一人暮らしという慣れないがストレスを生んでいる」と言っていた。
結局、大学一年目は単位の半分を落とす結果となった。

酷い結果に消沈しつつも、過敏性腸症候群の再来を親に相談することはせずに二回生になった。
どうやら過敏性腸症候群は試験や重要なプレゼン当日に起きやすいようだった。
それに気づき、受ける授業は出席とレポート提出さえ怠らなければ単位を取れる授業を重点的に選んだ。
その判断が良かったのか、その年は最高のスタートを切れたように思えた。

年が明けてちょっとした辺りから事態はまた凄まじい事になった。
毎日、十数回以上便所と向き合う生活が始まった。

618 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/01/31(木) 15:55:15.95 ID:rjpg3rCAT
3/5
このような状態ではとてもじゃないが授業は受けられなかった。
大学を休学しようにも親と相談するのが躊躇われたせいでギリギリになってからの休学となった。
仕事を放り出して助けに来てくれた両親。
大学に出向いて休学を申請してもらい、もって帰られる荷物を一緒にまとめて新幹線で地元へと戻った。
正しくは戻ろうとした、だった。

3月11日、東日本大震災
その地震は両親と一緒に最寄の新幹線駅に向かう時に起きた。
ぐらぐらと揺れる列車内にいた殆どの人は動揺を隠せないようだった。
ただ、両親はまるで地震のことを気にしていなかった。
あのぐわんぐわん揺れる車内でしゃべり続ける両親は誰から見ても異常だった。

結局その日は新幹線も止まっていた事だし、丁度ニューヨークから戻って来てた兄貴も含めて家族全員でホテルに泊まった。

620 本当にあった怖い名無し sage New! 2013/01/31(木) 16:19:30.26 ID:uh0+UtVvi
4/5
次の日、朝一の新幹線で家族全員関西に。
地元に着いて一息入れながら地震の状況を知るためにテレビを見ていると原発爆発の話題で持ちきりだった。
両親に「原発がヤバい」と話したら何やら納得した様子。
いい加減親の意味不明な言動に呆れてしまい、食後の会話で問い詰めてみた。
どうしてそんなに落ち着いて居られるのか?と。
すると両親はすんなりと教えてくれた。

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