この怖い話は約 3 分で読めます。

と女教師が全員の顔を見る。
もはや頷くしかない少女たち・・・

「では、さっき渡した手錠を左の手首に掛けてください」

女教師が言うと、戸惑いながらも全員が自分の左手首にしっかりと手錠をする。
ガチャリという金属音。

「次に後ろに手をまわして、右手にも手錠をしなさい」

自由な手を失うことに、ためらいがあったが、家に帰れるという言葉を信じたいのだろうか、全員がなんとか後ろ手にに手錠を掛けた状態になる。
カメラが少女たちの後ろに回り、その小さい手首に掛った手錠を写す。
少女の腕はものすごく細いがそれに合わせたのか手錠も小さめなものである。
それでも細い腕には、異様な光景になる。

「さて、次は大事だよ!少し苦しいけど直ぐに助けるからね。次の合図でその椅子から下りくださいね!」

無論、下りれば首を吊る状態になる・・・
演出なのかカメラの前に映画の撮影に使うカチンコ?とかいうアレを持ち出す。
そこには、

【少女集団強制自殺シーン】

と書かれていた。

そして女教師の合図が出される。
助けてくれるだろうという思いで全員椅子から降りる・・・
初めに落ちた子からくぐもった声が漏れる。
やはり苦しいのかうめき声があたりに響く。
ただ・・・
やはり全員が降りることができなかった。
すると首吊り状態になった子のロープが、天井から緩められすぐに足が付いて助けられる。
女保険医がその子の下に走り寄り、心配そうに診る。
暫くしてから、ロープなどが元に戻され、女教師が言う。

「みんな一緒に降りてくれなくては駄目ですよ。解るかな?もう一度やり直すからね。今見たように直ぐにロープは緩められるし、直ぐに助ける準備も出来ている。それにお医者だってもしもの為に連れて来てあるのだからね」

信用させるための説得なのか声が真剣そうに聞こえる。
少女たちはいまの話で少し安心感が戻ったのであろうか、表情がすこし緩んできている。
女保険医が優しい表情で先に吊った子に

「安心してね」

というような声をかけていた。
再度椅子の上に全員が上がり、目の前のロープが首に掛けられる。
今度は手錠をしてしまった後なのだからか、教師が椅子を用意するとそこに少女を上がらせた後、首に女教師達がロープを掛けていく。
少女たちは先ほどのようにガチガチに固い表情ではなくなっていた。
そして、再び

「一斉にだよ!」

という女教師のの指示の後、合図が出される。
少女たちは左右を見回し、合図と共に今度は全員椅子からそっと足を離す・・・
少女の細い首に、小さいが自分の体重全部がかかる。
ロープは締まるようにはなっていない様子で、くぐもったうめき声がやはり漏れる。
そして少女たちの乗っていた椅子が回収され、少女の足の下には洗面器が置かれた。
やはり助ける様子は全く無かった。
女教師達は皆嬉しそうに、苦しみもがく少女たちを見続けけていた。

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bronco

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  • 「厳選怖い話」を読んでたはずなのになぜかオジサンのオナニー小説を読まされていた…!!しかも最後まで全部読んじゃった…!!

  • 嘘乙

    首吊りしたときどうなるか見たことないのバレバレ。

    頚椎圧迫で、10秒足らずでほとんどからだ動かせない状態になるし、顔が紫色にうっ血する例もあるがならない例の方が多いしね。
    妄想書いて楽しいかい?

    • 低年齢化も極まれりやな
      嘘松嘘松言い出す奴が増えたせいでこういうオカルトが衰退したんやと思うと心の底から憎悪するわ
      何年前のネタやと思ってんねんクソガキ

  • 私も首を吊って亡くなった方を動画で見たことがあります。吊ってる最中は紫と言うより赤黒い顔でしたし、亡くなる寸前に顔色は元に戻っていた記憶があるので作り話だと安心して読めました。こんな話が実際にあると恐ろしいですからね。

  • そして、男が少女の机の前に紙と鉛筆を持ってきて一人ひとりに置いていく。

    「そこに自分の名前と今の心境を書きなさい。書かない子はお仕置きだからね」

    男が言った。

    男はオネエなのかな?w

  • コロナならまだしもインフルエンザで亡くなったことにするなら、遺族のもとに遺体がかえるので凌辱の痕跡がある状態で帰すことになるから不可能なのでは?

  • 「では、これからあなた達に首吊りの演技をしてもらいます。いいねですね!」

    「いいねですね!」で一気にギャグ作品にしか見えなくなって草

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