この怖い話は約 2 分で読めます。

そして赤ちゃんは、やっぱりそこにいた。
私の心配をよそに、気絶しているものの赤ちゃんはどこも変形していなかった。

77 本当にあった怖い名無し New! 2006/10/25(水) 04:28:31 ID:L5K3VN380
つづき

そのときは心から安堵したのを覚えてる。
やっぱり生き物は例外なんだ!と思った。

「しんちゃん!」私は赤ちゃんの手をつかんだ。その瞬間。

ぐにゃり

赤ちゃんの手が、ありえない方向に曲がっていた。

その後のことはあまり覚えてない。多分呆然としてたんだと思う。
実は新ちゃんがその後どうなったのかもわからない。
その事件以来、おばさんがたずねてくることはなかったし、何よりうち直ぐに引越したので。
ただ、事件から何日かして、私が掴んだ新ちゃんの右手は「粉砕骨折」とだけ聞いた。

84 本当にあった怖い名無し New! 2006/10/25(水) 04:43:29 ID:L5K3VN380
ここでもう一度聞きたい。あれはなんだったのか。私は怖いです。
あれ以来、もうそれは起こってないけど、いつかまた同じことが起きるんじゃないか。
それまで当たり前の床だったところが、突然口を開けて私を飲み込むんじゃないか。
そうしたら、私はどこから出てくるのだろうか。
次もまた人の形をして出てこれるだろうか。
私は怖いのです。

以上

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