Categories: 病院の怖い話

彼女からの電話

この怖い話は約 2 分で読めます。

そして、落ち着いた頃に、あるものを手渡されたそうです。
それは、○恵ちゃんの持っていた壊れた携帯でした。
おかあさんの話では、搬送先の病院で、右手にしっかりとストラップが絡まっていたそうです。

ただ、搬送された時間をお母さんに聞いて、Aはふと疑問を感じたそうです。
搬送先の病院についた時間が、“午前2時35分”だったそうです。

しかし、その時間は、確かにAが電話で話をしていた時間だったので、
理由をお母さんに説明し、○恵ちゃんの履歴を調べようということになりました。
・・・確かに履歴は、2時35分を過ぎてからも通話中だったそうです。

Aは今でも、この話を思い出すと、
「あの時、電話を切らなければ・・・」と、電話を切ったことを悔やむそうです。

Page: 1 2

bronco

Share
Published by
bronco

Recent Posts

迷い

霊とかとは全然関係ない話なんだ…

4年 ago

血雪

全国的にずいぶん雪がふったね。…

4年 ago

母親の影

私が小6の時の夏休み、薄暗い明…

4年 ago

閉じ込められる

彼はエレベーターの管理、修理を…

4年 ago

テープレコーダー

ある男が一人で登山に出かけたま…

4年 ago

祖父の遺品

3年前くらいなんだけど、半ボケ…

4年 ago