Categories: 洒落怖

大樹

この怖い話は約 2 分で読めます。

大樹は直ぐ様、供養が行われ、一度帰った私達も直ぐ様引き返して参加をしました。
以降、私達の周辺ではあの夜の様な、身の毛のよだつ出来事は起こってはいません。

しかし、もし、あの時・・・私達が余計な思い付きを起こさず、立て札を抜かずにいれば、俊輔先生と久美子先生は死ぬ事はなかったのではないか。
そんな後悔が未だに頭を過る時があります。
好奇心は猫を殺す、という言葉がありますが、私達の場合は、好奇心により大切な同僚を二人も失ってしまった、恐ろしい結果となりました。
93 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/09(月) 00:08:44.53 ID:CG7fXT0e0.net
立て札は誰が刺し直したのでしょうか
94 :夕紅 ◆e/DkDKVoCg @\(^o^)/:2015/03/09(月) 02:46:03.78 ID:3Oi8cELWQ.net
レスありがとうございます。
私達が久美子先生の遺体の元に辿り着いた時には、もう既に刺さっていたので、実は私も詳しい事はわかりません。
ただ、近くの繁みに隠したと言っても鬱蒼としており、また、生徒に本当は縁結びの木ではないとバレてしまうのを防ぐ為に俊輔先生はかなり巧妙に隠していました。
誰かが偶然見つけて戻したと思う事は出来ないのですが・・・。

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