Categories: 洒落怖

鳴らない電話

この怖い話は約 2 分で読めます。

一年ほど前に、試験勉強を深夜2時ごろまでリビングでしてた。
勉強も一段落したころ、試験範囲なのか曖昧な箇所があり、友人に確認しようとしたんだ。
だけど携帯電話がない。机の上、ソファー、鞄の中どこにも。
そこで固定電話を使い、自分の携帯電話にかけて、電話をつないだまま受話器を放置して探す作戦にでた。でも家中探しても見つからない。
仕方なくもう一度固定電話までもどってリダイアルして自分の携帯電話を探す。ない。もういい時間の無駄だし、範囲かどうかわからないけど勉強しておこうと思って諦めてリビングに戻ったら…
絶対に見つけられなきゃおかしい場所にあった。
さっきまで勉強してた机の上に…。ここは一番最初に探したけどなかったはずなのに、おかしいなーなんておもってたんだけど、寝ぼけてたってことで片付けることにしたんだよ。で、携帯電話みてみると着信履歴が全くない。二回もかけたのに…
そこではっとした。もしかして間違い電話かけて、さらにそのうえ無言電話してたのではと思い、失礼を詫びようと電話して謝ることにした。
固定電話までいってリダイアルをおしたんだ…

自分の携帯電話がなった。

bronco

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bronco
Tags: 着信電話

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