Categories: 洒落怖

止まない音

この怖い話は約 2 分で読めます。

酔いを覚ますために自販機で飲み物を買いに行ったときの事なんだが、その日はどうも耳元が落ち着かなかった。
そのときは電灯のあのジーッて音かな?とか思ってたんだが、よくよく思い返してみたら人の声(呪怨のあの「ああああ」って音をマイルドにした感じ)だって事に気付いた。
自販機で飲み物を買ってるときも、そこから家まで戻るまでその音がずっと耳元で鳴っていたことに気付いて寒気がした。

で、その日から夜に外に出ると、必ずといってもいいほど耳元で同じ音が聞こえる。
幸い家の中で音が聞こえる事は無いが、窓の向こうでは時折音が聞こえるから、そこに何かがいるのはわかる。
今のところ実害は無いが、家の中でも音が聞こえ始めたら流石に霊能関係に相談するつもりだ。

bronco

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bronco
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