Categories: 洒落怖

真夜中のウルトラマン

この怖い話は約 2 分で読めます。

怖くないけどww
よくみちゃう愚弟の話でーす  【真夜中のウルトラマン】

暇を持て余した愚弟が悪友共4人で千葉をドライブしてたときのこと。
仕事が終わってからのドライブだったのであたりはもう暗く、田舎道は街頭の明かりだ。
右手には山が連なっている。

ここは千葉の某所だ。

この山の付近ではなぜかUFOの目撃情報が多く、愚弟と悪友たちも、もしかしたらUFOと遭遇できるかもwという淡い期待があった。
山の付近にある道の脇に停車して山頂を見つめていたが、もちろんUFOなど影も形も現れない。

諦めて帰ろうとした時、山の上の方から駆け下りてくる人がいるのに気づいた。

明かりがまったくないのに人とわかったのは、
夜中にランニングする人がよくする手足に蛍光塗料を塗ったバンドをはめていたからだ。

青白い光がよっつ、動きながらこちらの方にやってくる。

257 【真夜中のウルトラマン】2 sage 2012/07/28(土) 17:52:52.61 ID:i3iJxJT50
こんなに真夜中、明かりもないのに物好きな野郎だなあ・・・
どんな奴か見てやろうとそいつが下りてくるのを待っていると・・・

やがてそいつが車のヘッドライトに照らされて現れた。

愚弟と悪友ら4人が全員そのランニング男の姿をハッキリと見たのだが・・・そいつは・・。

全身が銀色のひかっており、ツルッとした皮膚感、もちろん服など着てはおらず、顔は目の辺りがぼこっとあいているだけだった。

そいつは元気に真夜中の山道を、愚弟らの車の脇を通りすぎて走り去っていった。

皆怖くて硬直していたものの、車のバックミラーでそいつが消え去るまで動かず、
見えなくなってから慌てて車を急発進させて逃げて返ってきて連絡の取れる限りの友人にその怖い話をしまくったのだが、
ウルトラマンそっくりのそいつの話を面白がる事はあっても誰も怖がってはもらえなかったそうな。

とってもとっても怖かったらしいが。。。笑っちゃうよねw

bronco

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bronco

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