Categories: 洒落怖

二日続けて

この怖い話は約 3 分で読めます。

545 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/16(水) 08:00:43 ID:19c918O/0
1週間くらい前にやたら怖い事あったんで投稿。
今でも夜の道は普通に怖い。

自分は千葉の自宅警備員なんだけど、スマブラXが今月発売だから金が必要になった。
んで久々に田舎に住んでるバアちゃんにおこずかい貰おうと思って、会いに行ったんだ。
でもバアちゃん家がマジでド田舎なんだよ。街灯なんか全然ないし、あたりを見回しても田んぼか山か、
ぽつぽつ点在する民家のみ。

母親に金貰って電車で行ったんだけど、バアちゃん家に行く前に地元のゲーセンで鉄拳やってたせいで、
すっかり遅くなって、バアちゃん家の最寄駅に着いた時は既にあたりは真っ暗。
まだ6時とかだったんだけど時期が時期だし、田舎とかだと山で太陽が遮られて日の入りが早かったりするんだ。

バアちゃん家は最寄り駅からでも歩いて40分くらいかかるんだ。
勿論人とも全く遭遇しない。いても40分で1人か2人見かけるくらい。
で、まぁ辺り一面田んぼの道をひたすら往く。

真っ暗なんだけど逆に月とか星の光で若干まわりが見える。
ふと前を見ると向こうから人がくる。
珍しいなぁ、とか思いつつ徐々に近づいていくと女性だって判った。
その女性は遠くの方を見ながら歩いてたんだけど、すれ違い様にチラッを顔を見たんだよ。
ド田舎のくせにやたらと綺麗で、よく出来た顔してた。
ちょっと得した気分になって、すれ違った地点から10mくらい歩いたところでもっかいその人見たくて振り返ったんだよ。
そしたらソイツが超近くにいた。マジで俺の鼻と向こう鼻がぶつかるんじゃないかくらい近い。マジで目の前。
焦ってフルダッシュでバアちゃん家まで走った。

バアちゃんにその事話したら
「くだらない事言ってないで働け」って3万円手渡された。

日帰りの予定だったけどさすがに怖くて泊まらしてもらった。

546 本当にあった怖い名無し sage New! 2008/01/16(水) 08:12:51 ID:19c918O/0
↑の続き。

でバアちゃん家から自宅に帰った。
勿論昼に。

んで自宅でミニチャダックス飼ってるんだけど、深夜いきなり鳴きだした。
普段全く鳴かないし、おとなしいコだったから泥棒か!?とかって思って様子を見に行った。
そしたら母も部屋から出てきて「早く仕事しなさいよ、警備員なんでしょ」とか言ってくる始末。
兄の部屋にある木刀持って犬の前に行った。洗面所に向かって一生懸命鳴いてる。
緊張しつつもバンッとドアを開けて中を見渡す。

なんだよ誰もいないじゃないかよ…。

ふと地面見ると長い、黒い髪の毛が大量に落ちてた。
家に着いて手を洗う時は全くそんなのなかった。
俺普通にガン泣き。
で、母が出てきてその髪の毛を捨ててくれた。

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