Categories: 洒落怖

老婆

この怖い話は約 2 分で読めます。

506 本当にあった怖い名無し 2007/12/02(日) 04:33:24 ID:FoqAZoTQO
オレが変なモノを見るきっかけになった出来事は、国道129でみた老婆。

当時仲間内でお互いの実家へ遊びに行くのが流行っていた。
その時は神奈川方面に実家がある友達の実家に行くことになり、3人で129をバイクで走っていた。
オレはその中の1人に乗っけてもらう形でへばりつきながらも何とか邪魔にならないように景色を楽しんでいたんだが

129に入るとやけに車の中古屋が多い…

そんな景色に飽きてふと歩道の方に目をやると人が車道ギリギリに立っていた。
一瞬だったがスローモーションで時間が流れ、老婆だと認識した。
白髪、虚ろで焦点が合っていない目、小豆色のズボン、傘、紫色の巾着。
オレはその中でも虚ろで焦点の合っていない目から目が離せなくなって少し放心状態に近い感じになってしまった。

次の瞬間、振り返ると老婆はいなかった。

その後、乗せてくれた友達に老婆のことを聞いたが、そんなものは見なかった。寝ぼけるのも大概にしれと怒られたorz

bronco

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bronco
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