洒落怖
そっくり

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281 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 14:57:03 ID:LfFOEA+/0
漏れが大学に入るために上京して2ヶ月くらいたったときの話。

元々霊感とかそんなものはなく、どちらかというと否定派。今でもね。
実家の自分の部屋には、漏れ以外の誰かが居て、夜中とかに部屋の中をドタドタ走り回ったりしてたけど、気のせい気のせい、見えない誰かが走ってるだけって思ってたほど。まぁ、その部屋からは誰かさんは引っ越したみたいですが。閑話休題。

当時携帯は高嶺の花で、家電話しか下宿先の安アパートにはなかった。1Fの道路側の部屋で、外から丸見えだったから何時もカーテンを閉めきって生活してた。漏れは気が小さい人間だしさ。
で、ある日、午前5時とか6時ごろかな。とにかく早朝。家電話が鳴った。
相手「おい、●▲か?」

その●▲は俺の名前じゃないが、▲だけは合っている。
漏れ「え?違いますが。」
相手「何言ってるんだよ。声いっしょじゃないかよ。●▲だろ?」
漏れ「いえ、●▲ではありません。◆▲です。番号、まちがってらっしゃいますよ。」
相手「あ?だって、xxx-xxx-xxxだろ?」
漏れ「その番号ですが、●▲ではありません。この間引っ越してきましたので。」
相手「はぁ?よくわかんねーけど、まあいいや。わるかったな」ガチャ
この1本の電話から、未だによく解らない日がしばらく続くことになった。

282 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 14:58:28 ID:LfFOEA+/0
漏れは現役の時に入試に失敗して、親に土下座し浪人させてもらったんだ。家が貧乏だったからね。
で、必死に勉強して第一志望は無理だったが、人前で大学名を胸張って言えるところに入ることが出来た。私学理系だったんだけど、その中でもかなり安い部類の学費だったから、親と婆ちゃんが喜んで行かせてくれた。感謝感謝。
ただ、気が小さいのもあり、親元から離れて一抹の不安がずっとあったんだわ。
そんななか、さっき書いた電話がその不安を増大させることになった。

漏れの前に同じ電話番号を使ってた人と勘違いしたんだろうなと、最初はそう思ってた。そして翌日のまたもや早朝、同じように電話が鳴った。
相手「●▲、起きてたか?」
漏れ「あのう、◆▲と申しますが・・・。昨日も掛けてきた方ですよね?」
相手「お前、なにわかんねーこといってるんだよ。つきあってらんねーよ」ガチャ
なんだ、コイツ?と思いながらも、電話番号を間違ってメモしたんだろうなと思いつつ前日と同じくスルーして寝た。

それから1週間とか10日ほどそんな電話がなかったんだが、また早朝に電話が鳴った。
漏れ「もしもし」
相手「起きてるか?」
漏れ「あのう、どちらさまでしょうか?」
相手「俺か?○○だよ。お前、●▲だろ。もう間違いっていうなよ」
漏れ「いえ、ですから◆▲です。多分、電話番号をまちがっておぼえてらっしゃるか、メモを間違えたのではないでしょうか・・・」
相手「書いてもらったメモからかけてんだけどな。昨日も確認したんだよ」
漏れ「ですが、多分間違えですので・・・。失礼します」ガチャ
このころあたりから、何かヘンだぞと思い始めた。いくらなんでも、こんなに掛けてこないだろって。
そして翌日。早朝には電話はなかなかったが、昼過ぎくらいにチャイムがなった。大学から近いところに住んでたから、授業の合間とかに家に帰っていることが多かったからね。「はーい」って、ドアチェーンを付けたまま開けると、知らない人がたっていた。

283 ◆1sTdDd4a8o sage 2008/10/27(月) 14:59:14 ID:LfFOEA+/0
相手「あれ?ここ●▲んちだよな?おたくさん、●▲の兄弟?」
漏れ「え?ここは私の部屋ですし、●▲ではありませんが」
相手の声に聞き覚えがあった。あの間違い電話の声だ。
漏れ「電話、何度かされたかたですよね?」
相手「ん?そうだけど・・・おっかしいなぁ」
相手がそのツレと話してる。なんでも、●▲と瓜二つというくらい似ているらしい。
漏れ「このあたりの違うところにお住いなんじゃないですか?」
相手「ああ、そうかもね」
そういって帰っていったが、ツレと●▲というやつがここに住んでいると言ってたらしいことを話していたのが聞こえた。
なんか、やっぱりオカシイ。おかしい。どういうことだ??

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