洒落怖
笑顔

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829 本当にあった怖い名無し 2008/07/17(木) 19:00:37 ID:NmgRhk/E0
突然投下スマソ・・・
よく覚えてないけど、俺にとっては洒落にならない話。

ある日夢を見た。
俺は家族で旅館に泊まってる。老舗っぽい趣のある宿なんだけど、ちょっと不気味な感じがした。
そんで夜になって、温泉に入ることにした。でも温泉ていっても室内のタイル張りの湯で、客も少なかった。
そこの湯船に浸かってたら、一人の女性客が目に付いた。いま思えばそこからして不気味。混浴なはずがない。けれど夢の中だから、あまり不可解に思わなかった。
その女性はなかなかの美人だった。しかしどこか不気味だ。俺のことをじっと見つめている。
俺はその目つきにゾッとして、早々にあがろうとした。別に憎しみとか恨みとかそういう目つきじゃ無いんだけど、薄ら笑みを浮かべてて怪しいんだよ。

そしたらその女性がずっと後をつけてくるんだ。何かよく聞き取れないことを口走りながら。
俺はMAXで着替えてさっさと自分の部屋に行き、家族に「DQNな客がいる」と報告した。
だがなぜか家族は取り合ってくれない。
ふと廊下を見ると、なんと女性が床を這って追いかけてきた。
紫色の着物が乱れて、黄色い帯をひきずっている。長い黒髪が顔に纏わり付いている。けれど物凄い笑顔。
ギョッとしたけど、なぜか親近感が湧いた。悪意のある笑みじゃなかった。

そこで目が醒めた。

830 本当にあった怖い名無し 2008/07/17(木) 19:01:22 ID:NmgRhk/E0
あまりにリアルで恐怖を感じたものだから、即行で母にこの夢のことを話した。
なぜか母は気味悪がらず、驚いた顔で

「それはお婆ちゃんよ」と言った。

俺は一昨年に祖母が倒れ、病室で植物状態になっていることを思い出した。
最近あまりお見舞いに行っていない。
そういえば祖母は倒れる前から足腰が弱かった。
だから床を這って追いかけてきたのか・・・・

「お婆ちゃん、若いころは美人で紫色の着物が大好きだったのよ。帯の色は黄色?」

俺は驚いた。母が帯の色まで言い当てたからだ。

「やっぱりね。あんたがあんまりお見舞いに来ないから、おめかしして夢に出てきたのよ」

可愛がってもらった祖母。あの笑顔は、俺への再会の笑みだったのかもしれない。
勿論、その後お見舞いに行きました。
生きた人間の魂も化けて出ることがあるのでしょうか・・・

831 本当にあった怖い名無し sage 2008/07/17(木) 19:25:14 ID:MNldtFx00
>>829-830
いや、化けて出てきた訳じゃないだろ・・・

逆に考えれば植物状態でもちゃんとわかってるって事だ
大事にしてやんなよ

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