Categories: 洒落怖

そこに建てちゃだめ

この怖い話は約 3 分で読めます。

752 本当にあった怖い名無し sage 2009/10/06(火) 00:01:42 ID:i2ZJKnck0
ここでいいのか分からないけど、自分が体験した話。
私の通っていた高校は有名ではないけれど源平合戦の所縁の土地にあった高校でまだ築20年ほどだった。
何故か学校の鬼門と裏鬼門に向かい合うように神社があって、二つの神社の間に学校があったんだ。
その高校に通っていた頃の話なのだけれども。
校舎は新しくて綺麗な建物だったんだけど、入学してから一か月くらいしてから妙な事が起こり始めた。
部活の休憩時間に飲み物を買いに自販機の前に行くと、小さな男の子の笑い声が聞こえてくる。

一人の声じゃなくて複数いるみたいで、楽しそうにはしゃいでいる声が自販機のそばから聞こえてくるんだ。
最初は空耳かと思って気にも留めなかったんだけど、不意に制服を引っ張られて、つられてそっちを見たら
小学校1年生くらいの青いシャツを着た男の子がにっこりと笑ってたんだ。
別にそれだけなら学校の先生の誰かの子供が遊びに来たのかと思ったんだけど
笑ってきた男の子から視線を外して買った飲み物を取ってまた視線を戻したら男の子は居なくなっててまた笑い声が聞こえるんだ。
不思議に思いつつも部活の仲間のもとに戻って「先生子供連れてきた?」と聞いたら、誰も知らないという。
その時はそれで終わったけれども、その後も部活で学校に残っていると変なことが起こったんだ。

753 本当にあった怖い名無し sage 2009/10/06(火) 00:02:53 ID:+UZDZIcR0
文芸部にも兼部で入っていて、当時の文芸部の部室は茶道部と兼用の礼法室だった。
礼法室は大きく分けて二つの部屋があって、襖でその間を仕切っていた。
一つの部屋は大きな畳部屋でそこで主に茶会をしていたらしく、文芸部として使う際には大きな机を出してそれを囲んで作業をしていた。
もう一つの部屋は4畳程度の部屋で押入れがあり、主に茶器を洗ったり道具を片づけたりする際に使う部屋だったらしい。
文芸部として活動する時はその部屋は関係が無かったのでほとんど使わなかったのだが

ある日、文芸部の活動をしているともう一つの部屋の方から視線を感じる。
視線をやると、白い着物を着た髪の長い女の人が正座しているのが見えた。
顔は髪の毛に隠れていて見えない。
文芸部の他の人は気付いていないらしく、いつものように談笑をしながら創作活動に勤しんでいた。
誰も気づいていないようだったから気に留めずに談笑を続けていると、視界の端にいた着物の女性がいなくなっている。
どうやら自分の見間違いだったのだろう、と談笑に華を咲かせていると、不意に視界に影がさした。
え、と思う間もなく、身体から力が抜け、気付けば畳に倒れていた。
倒れた身体は金縛りにあったようでピクリとも動かず、かろうじて動かせる目で視線を上げると
白い着物の女性が私に覆いかぶさろうと大きな机に身を乗り出しているのが目に入った。
顔はよく覚えておらず、覚えているのは逆の合わせ目の白い着物と大きな影だけ。
しばらくの間身体を動かせずそのままでいる私の異変に気づいた友人が声をかけてくれて、
やっと声を出すことができるようになり、友人に頼んで鞄の中に常に入れている数珠を取ってもらいました。

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