Categories: 洒落怖

洞窟に行きたい

この怖い話は約 3 分で読めます。

流れ豚ぎり

夏の行楽シーズン家族で観光地へ出かけた、本当は山の方の牧場に行きたかったが突然の豪雨
で仕方なく雨から逃れるようにちがう海が近い観光地へ
その観光地へ向かう高速道路あたりから私の様子はおかしくなる もともと変な性格だがなぜか
しきりに「洞窟があったでしょ?洞窟!まず洞窟に行かなきゃ!」
とわめきだす 家族はなんだか変だと思いながら「洞窟なんてあったっけ?」といいながら仕方なく
同意しまず洞窟に行くことになる。
私は観光地なのでその土地の色々な場所は行ったことがあるが洞窟は1度もない、そして場所も知らない
しかしついた私がギャーギャーわめきながら「ここ!ここ!」とか言いだすので家族もどうしたの?とますます

不審がるしかし洞窟はあった とても小さく観光地ではあるがだれも観光しなさそうな空気しかし洞窟はあった

家族は洞窟にいったら私の気もすむと思いとりあえず行ってみようと
私は洞窟を目にして逸る気持ちを抑えられず「いくらか聞いてくる!」と値段を聞きにいった窓口にたどり着く前に
おじいさんのようなおじさんのような人が出てきてネームプレートには観光委員会みたいなことが書いてあったので「おいくらですか?」
ときくとおじさんは私の目はみないで胸のほうをみて満面の笑みでたしか250円とかそんな値段だった気がした
どこみてんだよとか思ったがおじさんは意気揚揚とここの洞窟の話をはじめすごくうれしそうなんだか変だな・・・
そう胸を見てるってより心臓を見られているかんじがした。

しかし私はとにかく洞窟にはいりたいからおじさんに「家族も行くので家族にいってこなきゃ」というといきなり怪訝な表情をしたが
お待ちしていますといわれ家族3人で中に入るとこの洞窟の歴史を説明するアトラクションといってもちっちゃい作りだが
それをみたらすぐ洞窟で採取された物と洞窟の壁画がガラス越しにみれるだけ父はばかなので「これは宇宙人がかいたんだね、ほら宇宙人がいる!」とか子供みたいなことをいっていたが
母は「これだけ?そういえば壁画みていたおばさんどこにいったんだろう?」
といいだした

696 本当にあった怖い名無し sage 2009/10/05(月) 17:19:15 ID:1zi9LL2K0
私と父は凍りつく・・・確かにおばさんがいたしかしなんかというか人間じゃないと思ったので
気にしなければ大丈夫と思ったが母のほうがばかだった「いたでしょ、おばさん壁画ずっとみてたのに
どうやってでていったのだろう?」とか大真面目な顔でいいやがった
「ママあれはおばけだからあまりそのことはここでしゃべらないでよ」と小声でいったが母は信じない
「だって嘘だ~あんなはっきりおばけみえないでしょ~」とかふざけたことを言い出す、とにかくやばいかんじが
プンプンしていたので母は嘘だとまだ信じていないがもう見るとこないし「出るよ~ほかにお土産や行かなきゃいけないし」
と出て行ったそれにつられて父もしかし私は足が動かなかった・・・

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