夢・不思議
昔話

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185 昔話1/2 sage 2009/06/21(日) 20:29:07 ID:JJsBDJmX0
夢のモンです。
まぁ夢は所詮夢ですからね。

さてじゃあ実体験から一つ本当に洒落にならなかったアレを話させてください。
ちょいと連投になりますが失礼。オマケに文才ないので駄文drdrですがご容赦。

俺は気付けば小学校2年生ぐらいから周りには見えないものが見えてた。
初めて見たのはその年亡くなった俺の祖父。
当たり前に見えてしまって、みんなこうなんだって思った。
学校へ行ってからそんな話で盛り上がれるもんだと思ってた。
当然そんな話を切り出せば、最初のうちは皆面白がって聞く。

一緒に近所のお墓行っては「いる?」とか聞いてくる。
で、段々と「ああ皆には見えないんだ」と何か自分だけが特別みたいな事を考え始める。
やがていわれのないいじめを受ける。「あれは嘘だ」と。
小学校には既に行きたくなかった。行ってもなんとなく勉強して休み時間はひっそり過ごして。

俺は小学校3年生になってたわけだが、うちのクラスは特別陰険な奴が一人いて
ソイツとはあまり仲良くもなかったのでそんな話はしたこともなかったのだが
いつの間にかソイツが筆頭でいじめがエスカレートしていったある日。
ソイツが一緒に帰ろうと言い出した。嫌だと断るとソイツはおびえた目で俺を見ていた。
何か鬼気迫る様な表情だったのでそれ以上断れず、ソイツ ―Hとしよう。
Hと一緒に帰った。あれは忘れもしない1989年 8月4日 未だに日付まで覚えてる。
よほど印象に強かった出来事なんだろうと今でも思う。

Hと二人で歩いていたがHは最初無言だった。俺も無言だった。
国道脇を通る道だったので、車の音と蝉の声がやけにうるさく感じたのを覚えてる。
やがて帰る方向が分かれるため、俺は「じゃあね」と言って去ろうとした。
じゃあねの「ね」が言い終わるのと同時ぐらいにHは「うちへきて」と言った。
俺はなんか仲間が待ってて嫌がらせでもされるんじゃないかと思って、断ろうとしたのだが
どうもHの目がおかしい。っていうか良く見たら泣いてた。
これはただごとじゃないんだな、と思って俺もなんか自分が特別みたいなアホな事考えてたから
ヒーローにでもなった錯覚だったんだろうな。「わかった」ってHの後についてった。

186 昔話2/3 sage 2009/06/21(日) 20:30:58 ID:JJsBDJmX0
2投で終わらなかったので3投になりました…ご容赦。

彼の家はごくごく普通の一軒家なのだが、夏だというのに凍りつくような寒さだったのを思い出す。
既に第六感は入ってはならないという警鐘を鳴らしていた。
しかしHは何も言わず家に入っていく。仕方ないので黙ったままついていくと
ごく普通の玄関を通り、そのまま彼の部屋へ通され、かばんを降ろすとHは「…見て欲しい」
とだけ言って俺についてくるように促した。
心臓はバクバクいって本当はもうすぐにでも帰りたかった。
彼に案内されるがままに、一階の一つの部屋の前でHの足が止まった。
そっと襖を数cmだけ開けてHが中を覗く。そして俺にも見るように目で促す。
怖かったが、それでも少し好奇心があったんだろう。俺もそっと覗いてみた。

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