Categories: 洒落怖

いやな感じ

この怖い話は約 3 分で読めます。

543 本当にあった怖い名無し 2009/05/05(火) 14:23:15 ID:7+DpFiUm0
あんまり怖くなかったらごめんなさいね。私は怖かった話。

とある昼下がり、こたつに入りながら昼寝してました。こたつが熱かったので電源をOFF(寝ぼけつつ)
それから、うとうとしてたら突然とっても「嫌な感じ」が私を襲いました。
恐怖を打破するために声を出そうとしても、上手に声がでない。 かすれ声がわずかに出るだけ。
胸のあたりか、足か忘れたけどぞわぞわってして恐怖が走りました。
怖くて、胸の前に手を組んで一生懸命お祈り。(助けてって思うだけ)
でも、なぜか自分の手で首をしめようとしていました。 (自分の意思で。恐怖感は全くない。)

ここからが怖かった。
目をつぶりながらも、「誰かが」はいってくる感じがしました。
初めは「お兄ちゃん?」って思ったけど、一人暮らしだしお兄ちゃんであるわけがない。じゃぁ誰?
縦長のワンルームなので、玄関から窓まで〔ギシギシ〕って歩く音が聞こえるの。あっちから、こっちへ。(二回くらい往復してたかな?)

心の中で、『やばいなー。誰か入ってきちゃった。鍵は閉めたのに。泥棒かな?殺されるか、犯されるかだ。どうしよう・・・・』
目は、あけれるのに怖くて閉じたまま。 怖くてしょうがなかった。でも、なんとかしなければ。
なぜだか分からないけど、とりあえず「う~ん」って言いながら寝返り打ってみた。

すると、窓のほうにいたであろう「誰か」の気配がなくなりました。

恐る恐る目をあけて回りを見たけど、誰もいない。ドアも、窓もきちんと鍵がかかったまま。

なんだったのかな?
金縛りにあって、声が出ない事もアパートに引っ越してからは、たまにあるんです。
似たような「恐怖体験」してる時には決まって声がでない。 鯉みたいに、口をパクパクさせてるだけ。

当時は線路すぐ横のアパートに住んでいました。
でも、今回は霊的な恐怖でなく、生身の人間の恐怖を強く感じた。あんな思いは二度とごめんです。
キャンプ (その後) sage 2009/05/05(火) 20:04:24 ID:eozpO8580
書き忘れていました。

翌日不動産屋から電話があったのだが、業者に見てもらったところ
配管には何の問題もなかったらしい。
一応何かが逆流してきたのは事実なので、他の部屋や地下の配管も
調べたが結局何もなく、暫らく様子を見るという事になったとか。

その後配水菅の逆流とかは起きていない。
お払いが効果あったのだと思いたい。

ちなみに、掃除業者が入って俺の部屋のユニットバスを綺麗に掃除してくれた
のだが。暫らく臭いが取れず、臭いが消えるまで俺は不動産屋の用意してくれた
ホテルで10日ほど暮らす事になった。
何か少し得した気分だった。

bronco

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bronco

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