Categories: 洒落怖

道を尋ねる爺さん

この怖い話は約 2 分で読めます。

本当についさっきあった事なんだけど・・・

お盆の集まりで食べ過ぎたので 夜のウォーキングをしていて その帰り道
電灯も暗く 空き地の前で人通りも全くない通りで 
ランニングシャツにリュックを背負った爺さんがウロウロしていた。

その爺さんが「○○橋はどこですか?」と話しかけてきた。
自分はその橋を知らなかったし ここ近辺は路地裏といってもいいくらい
道が入り組んでいて 知っていても説明しずらい。
こんな時間に何故 橋などへ?となんとなく怪しい感じがしたので
「ちょっと待ってください!」と行って 数メートル先の家の走っていった。
家族にもその橋を知っているか聞こうと思ったのだ。

だけど 家族がもう寝ていたので
「やっぱわからん。やくには たてません。」って事を伝えようと外へ出たら
爺さんがいるべき場所には爺さんはいなくて
変わりに なんだか廃れた感じの携帯をもった男が2人いてこっちを見ていた。
あの爺さんにちょっと待てといってから2分も経っていないのに・・・
慌てて家にまた帰って 家中の鍵をチェックした。

もしあの時「○○橋ですか?う~ん」
みたいに立ち止まっていたら 
あの男達によって何か犯罪的なものに巻き込まれていたんだと思う・・・

bronco

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bronco

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