Categories: 洒落怖

佇むおじさん

この怖い話は約 2 分で読めます。

一昨年のお盆、祖父の家で毎年恒例の親戚が集まって焼肉してた。
近所のおじさんが買い物袋を両手に持って、祖父の家のすぐそばの踏切でぼーっと立っていた。

そして踏切が鳴り、大声だしたらおじさんに聞こえる位置なので、親戚一同「危ないよ!!」って叫んだが、おじさんはまだつっ立ってる。

親戚の一人が走り駆け付けたが間に合わなく、電車が来てそのままおじさんは跳ねられてしまった。

親戚一同絶句ですぐ警察と救急車を呼んだが、おじさんは即死。

見た目は手足がありえない方向に曲がってたくらいで、ぐちゃぐちゃとまではいかなかったが、あとあと聞いた話だと体の内部がもう完全にいってたらしい。

そのおじさんは特に鬱でもなく普通の50後半のおじさんで、親戚が来てたらしく買いだしの帰りでこれから飲むぞって時だったので自殺も考えられないが一応事故となった

忘れられないお盆でした。

そして去年のお盆、祖父の家に泊まりに行き、田舎なので夜中に星がやたらとキレイだから酔い醒ましに見に行ったんだわ。

一昨年のお盆に、事故があった踏切が見えるのでちらっと見ると、買い物袋持って人が立ってるんだな夜中の2時だってのに。

こんな事があっていいのかって感じだった。

見にくい長文ですまない

bronco

Share
Published by
bronco

Recent Posts

ブライダルフェア

いや、たいして怖くないんだけど…

4年 ago

教祖の妻の肖像画

親が昔、へんな宗教にはまってた…

4年 ago

The Body

10年くらい前の話だけど・・・…

4年 ago

謎の曲

出所が分からない所からの楽曲ダ…

4年 ago

エレベーターで見たもの

じゃあ俺が生涯で一番ビビった話…

4年 ago

強烈な遺体

久しぶりに民話でなく現代の話を…

4年 ago