洒落怖
案の定

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適当な言葉遣いや変な表現はお気になさらずにお願いします。
2レス使います。

まだ自分が大学在学中の話で、
あれやこれやがあって、気分を変える為に引越しをすることに。
大学のそばにある不動産屋で、大学と係わりの強いおばちゃんに
条件を提示しつつ、お勧めの物件について尋ねると。
「ん~、その条件なら3~4件あるわ。
でも、こんなのもあるんだけど・・・」
と、引き出しの中から封筒を取り出し、封を解いて自分に渡してきた。

その物件の内容は、
駅から徒歩2分、大学まで徒歩20分
家賃3万、敷金礼金無し、駐車場ありだが駐車場代無し
建ててから時間が大分経っているが、部屋も広く、板張りで押し入れあり
トイレ風呂別、キッチンも広く冷蔵庫と洗濯機も置ける
小さいながら庭付きの二個一の平屋というものだった。
(建物二つがくっついている感じ)

あまりの条件の良さに何か裏があるなぁ~と思い尋ねてみると
愛想のいいおばちゃんの顔が曇り、「普通の人には出せんのよねぇ~」
と、意味深な感じ。

何か曰く付きの物件だろうと思い、詳しく尋ねてみると的中。
前に住んでいた人は3日、その前は4日、その前も・・・
入居して数日の内に何らかの理由で出て行ってしまったそうな
土地の所有者は取り敢えず遊ばせておくのもなんだからと
格安にしてあるが、不動産屋の方が評判を気にして、貸し渋っていたらしい。

608 2/3 sage 2010/07/22(木) 13:52:00 ID:5US2iqVi0
嫌な予感はあったが、格安である事
おばちゃんに是非入って(なんとか)してくれと頼まれたこともあり
その物件に決定。
その場で書類を作って翌日入居の運びとなった
(引越しの準備はある程度していた)

友人の協力もあり、引越しも半日で済み、夕方から宴会になったが
夜も更けると皆、自分を脅して帰っていった。
その日の夜は特にこれといった事も無かったが
3日目の夜、ネットも繋がっていないので、早めに布団に入り
いつも通り、携帯をいじくりながら睡魔を待っていた。

時間は2時を過ぎたくらいだったと思う。
カリカリと、壁を何かが引っかく音がした。
隣が何かをしているのかと思ったが、音がするのは隣と面していない側の壁だった
なので、ああ、動物か物の怪か、何か出たのだろうと半ば諦めの気持ちでいた。

音は続いており、足元くらいの高さから、徐々に上に上がって行き
ついには天井から音がする様になった。
天井に上がった音は今度は、ドタドタという音を出しながら屋根の上を走り回った。
しばらくすると、その音はカーテンを閉めた窓の向こうに何かが落ちる音と共に消えた。
安堵しつつも、友人に連絡でも取ろうかと思っていると
また、カリカリという音が、窓の外から聞こえてきた。

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