Categories: 洒落怖

赤い傘

この怖い話は約 2 分で読めます。

499 本当にあった怖い名無し 2011/07/25(月) 00:01:04.62 ID:fzDeeSGX0
これは京都で実際にあった話だが、

住宅街の外れにある山を、ふたりの子供が散歩してた。雨の日だった。
山道からけっこう外れた下の斜面に、赤い傘が開けたまま、置いてあった。

あれ、なんだろう?

気になったけど、そのまま先に進んだ。坂をおりて、斜面の下からふと見上げる、
さっき傘のあった斜面に、また傘が見えた。でも、さっきと逆に置いてある。
ってことは…

二つの同じ傘を、開いて、斜面の上と下に向けて、
その間にある何かを隠すように、誰かが置いたわけか?

その間には、なにがあるんだ?

そう思ったとたん、無性に怖くなって、
子供たちは大慌てで山から逃げて帰った。

それだけの話だが。
むかしその話を聴いて、なんかちょっと怖かった思い出がある。

bronco

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bronco
Tags: 散歩

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