この怖い話は約 2 分で読めます。
私が看護学校の寮にいた時の話
夜中にホールに集まって怖いビデオを借りてきてみんなで見ていた
でもなぜか巻き戻しされていなくて、巻き戻しをしてる間に私は一階に降り、寮の玄関口にある水道に水をくみに行ったんです
よくある鉄の扉のついた靴箱があるのですが
いきなりバコンッ！て開いたんです
まぁ偶然でしょう
一応扉を閉めて名前をちら見
寮で一番かわゆい先輩のとこでにやにやしてしまいましたがそれは置いといて
ホールに戻るとみんなが騒いでいるので何事かと…
ビデオの巻き戻しが止まらない私が行って帰ってくるまで少なくとも五分
再生してもなにも写らない
ふと視線を感じ振り向くとそこには窓にカエルみたいに張り付く不審者！！
女子寮をのぞく変態！！
とりあえずカーテンを閉めましたよ
そのときビデオデッキとテレビの電源が落ちました
ほかの機器は無事なのでブレーカーではありません
壊れたのでしょう
酔っぱらったのか友達が泣き出してしまって騒ぎを聞きつけた先輩登場
靴箱の開いた時の音まで叱られた
勝手に開いたのであって私は悪くないと弁解…
泣きたいのはこっちなのに先輩が泣き出した
ふざけんな
先輩が泣いた理由は
あの靴箱のかわゆい先輩は
大掃除の時に押入れにはってあったお札を剥がしてしまった人なんだそうで
まぁそれとこれとは関係ないと思うんだけど
一番怖かったのは自分の部屋に帰ったらカエルの男が窓にくっついていたことそして頭が割れていたこと
しばらくして私は鬱病と診断され学校を辞めました
カエル男は幻覚かもしれません