洒落怖
感度の良いレーダー

この怖い話は約 3 分で読めます。

去年の夏休みに俺と同級生のN、弟、T先輩と深夜にドライブにいった。
NとT先輩は弟の部活の先輩になる。
三時ぐらいから田舎の道を先輩の車で乗り回してた。
助手席にN、後部座席に俺と弟が乗ってた。
んである橋を渡ってある交差点に差し掛かった辺りから俺のレーダーが異常を感知した。
このレーダーたまにしか発動しないんだけれど、発動したら最後必ず何かしら起こるw
弟は知らんがたまたまヤバいと感じたらしく俺のほうをチラチラ見ていた。
だんだん感度が上がっていき、呼吸が乱れて寒気がしてきた。
「これはヤバいだろ」
と思ったのでT先輩に車を停めるよう頼んだ。
先輩は路肩に車を停め、不満そうな顔で俺を見てきた。

812 本当にあった怖い名無し 2010/03/22(月) 01:30:06 ID:TsqGZo1N0

「T先輩ヤバいです。帰りましょう。この先多分出ます」
「はぁ? 意味わからん」
再び走り始めようとする先輩。助手席ではNがニヤニヤと嫌な笑みを浮かべてこっちを見ていた。
「T先輩!!!」
俺が叫ぶと車は再び停まった。
「てめ!! さっきから俺に指図しやがって!!! 降りろ! 歩いて帰れ!! 二度と車には乗らせん!!」
と逆切れされたので頭にきたので車から降りた。
弟も降りようしたけど先輩二人には敵わず、泣きそうな顔で車に留まった。
俺が降りるや否や、車はスピードを上げて先へ進んでしまった。
俺は弟が無事であることを祈りつつ元来た道を歩き始めた。

816 本当にあった怖い名無し 2010/03/22(月) 01:41:44 ID:TsqGZo1N0

外へ出ても嫌な空気は変わらず、早歩きで家を目指した。
10分ぐらいしたら後ろから車のライトが。
振り返ると同時に先輩の車が猛スピードで横を通り過ぎて行った。
直感で「やっぱり」と思った。
少し先で急ブレーキで停まった先輩の車から弟が飛び出し、Nが助手席から転げ落ちていた。
俺のもとへ青い顔で走り寄ってきた弟は無言で車を指さした。
とっと帰りたい気分だったけど、T先輩が半狂乱もしくはイカれてるのではと期待して車に近ずいていった。
恐怖より狂乱した人間の方がなぜか勝ったwww

820 本当にあった怖い名無し 2010/03/22(月) 01:56:35 ID:TsqGZo1N0

4mぐらいの位置で俺は歩くのをやめた。
というより後ずさってさっきの場所まで戻った。
車の中には二体。
顔が半分ひしゃげた女性と爺さんの首だけがプカプカ。
あと車の上に婆が必死にしがみついていた。
コンタクトいれても視力が悪い俺でもはっきり見えた。
「ヤバいな」
「ヤバい」
弟と遠巻きに観察していた。
三人?はこっちをじっと見つめていた。
これはこれで怖かったが車を離れようとはしなかったので安心していたw
Nは気絶しているようだった。
どうしようにもできなかったので別の道を歩いて帰った。

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