Categories: 洒落怖

記憶違い

この怖い話は約 3 分で読めます。

オレが体験した話。

友人Aがよく自分の部屋に遊びに来ていたのですが、その友人に
しょっちゅう夜のドライブに誘われていました。

いつもそいつとのドライブは楽しかったです。
ある日、友人Aに「今日は○○の方面に行こう!」と誘われ、
二人っきりで夜のドライブに行くことに。
友人Aの車に乗り込みいざ出発。その日の行先は山というか峠を越え、ある集落方面へ。
集落って言ってもまぁ、人が散開して住んでる感じ?の場所へ。
個人的にはその集落方面に行くのは初めてでした。

その集落は田舎なんで、ただ通り過ぎるだけ。

668 本当にあった怖い名無し sage 2012/02/20(月) 00:10:50.46 ID:Fy2fSW7Y0
その集落からある漁民の住む集落につながる、ある県道の道の入り口につきました。
その県道はアスファルト塗装されていなく、
なんか土?の道路みたいな感じで、幅も車一台通れるぐらい、また街灯なんかないそんな道。
峠道なので、坂を上ることに。その県道を上り始めた時から、急に霧がかってきました。
その状況下、友人Aは運転に集中し始め、さっきまでにぎやか?だった車内は、浜崎あゆみの音楽のみ流れていました。

途中、となりのトトロの中に出てきたようなバス停がありました。

オレ「おい!こんな山道なのにバス停があるよ!!家なんてないのに(笑)」
A「…」
Aは運転に集中しているためか黙っていました。
そのバス停を過ぎた後、廃屋と化した洋館がその道路沿いに何件か建っていました。

オレ的には
昔、あの洋館に人が住んでて、バス停が必要だったんだー
なーんて一人で納得してたんですが。

672 本当にあった怖い名無し sage 2012/02/20(月) 00:19:08.00 ID:Fy2fSW7Y0
そんな感じで峠に差し掛かった時、新しくアスファルトに塗装された道に出ました。
オレはアスファルトを見て一安心。
また、さっきまで霧がかかっていたのに、急に霧が晴れました。

そのアスファルトの道はT字路みたいな感じになっており、道路の案内板が立っていました。
右は「○○」(帰り道方面)
左は「○○町斎場」
やっと知ってる名前(○○の名前)が出たw右折して帰ろうぜって思っていたら
Aはなぜか左折しました。
なんで斎場方面行くんだろ?って不思議に思い、Aにきいてみました。
A「斎場ってなにするところなの?」
オレ「…斎場って人の死体を燃やすとこだよ!!!」
A「えっ!!!!」
AはすぐUターンして○○方面へ。

その後、国道に出て、自分たちが住んでいる下宿先方面へ帰っていきました。

その1年半後…

675 本当にあった怖い名無し sage 2012/02/20(月) 00:30:19.45 ID:mWxYfuay0

大学3年生になったオレは車の免許も持ち、車も買って
勉強、部活、バイトとなかなかリア充な生活をしていました。(彼女はそのときいなかったんだけどねーw)
ある日、友人Bからこの日は暇か?と。暇だったらドライブ行こうと誘われ
その週の土曜日はバイト5時からだから、それまでだったら暇みたいな事を言って、
土曜日にドライブに行くことに。

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