洒落怖
馴れ馴れしい

この怖い話は約 2 分で読めます。

一年前から知り合ったすごく暗い知り合いがいる(友人Kとする)。
Kはあまり喋らない静かな奴なんだけど、クラスに友達が少ないからかしょっちゅう俺に話しかけてきてた。
正直俺自身も一学期が始まった頃は友達が少なかったから、そいつと話すのが楽しかった。
でも二学期には俺にもだんだんたくさん友達ができ始めて、それにつれKとは話さなくなってしまった。
(言い忘れたけど今高校生ね)
でも春休みになる前、たまたまKと帰る機会があったんだ。

その時は話す話題もろくにないので、俺は怪談話をしてた。そのとき急にKが
「俺くんって怪談話好きそうやよな」
なんて言い出した。何を思ってそんなことを言い出したのか問いただしても、
「高校に入る前とかにさ、俺くんと会ってないよな?」とか妙なことばかり聞いてくる。
あんまりにも気持ち悪いから、さっきより強い口調で何を言いたいのか聞いてみた。
「気持ち悪いからはっきり聞いてくれる?癪に触るんやけどそれ」
「あ、いやごめん。 実はな、修学旅行に行ってバスに乗ってたときに俺くんに似た人を見たことあるんよ。
いや、あれは似とる似てないどころじゃなく、確実に俺くんやった。
隣の車線を走ってるバスに俺くんが乗っとって、目があったら金縛りにされたんや」
それを聞いた瞬間、全身から血の気が引くってやつを久しぶりに体験したね。
つまりKが俺と親しく話してた理由は仲良くなりたいからとかじゃなく、
修学旅行のとき見た変な奴の正体をつきとめるため、だったのだろうか。

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