Categories: 洒落怖

迫るモンスター

この怖い話は約 3 分で読めます。

大学生のとき、罰ゲームで発展場(ホモが集まってアッー!する場所)に一晩泊まることになってしまった俺

その発展場は古い木造の一軒屋を借りて営業していた
悪友どもは「早く入れ」とせきたてたが俺は入りたくなかった
俺はモーホじゃないしその家からは異様な気配が発散されていたからだ

あ、書き忘れてたけど俺は霊感あります
罰ゲームだから仕方ない、と覚悟を決めた俺は玄関の戸を開けて中に踏み込んだ
中は無理矢理仕切りを作ってあり、カウンターで料金を払って入るようだ
「ここが何をする場所か知ってるのかい?」と受け付けのおっさんがいやらしい笑い方をしながら聞いた
そんな目で見るな

俺は会話するのも嫌だったので「はい」とだけ答えて金を払い、ロッカーの鍵とタオルを受け取って次の部屋へ進んだ

そこは更衣室みたいになっていた
ロッカーがコの字型に並べてあり、ここで裸になるようだ

219 本当にあった怖い名無し sage New! 2009/10/20(火) 07:23:50 ID:HCI3RJJfO
その部屋には丸椅子が一つ置いてあって眼鏡で太った裸のキモイおっさんがニヤニヤしながら座ってた
おっさんの股間はすでに臨界寸前だ(オゲェ!)
そんな目で見るな

コイツの前で脱ぐとかありえねえと思った
が、覚悟完了していた俺は白い尻を穴まで晒しながら裸になったおっさんの視線を感じる

おっさんは俺が脱いでる間にタオルをとっていたようだ
俺がロッカーの扉をしめると後ろから熱い肉棒を俺の股の間に差し込んできた
パッと振り返った俺はおっさんを突き飛ばして次の部屋に逃げ込んだ
ホモ怖いお(;ω;)

そこは暗幕で四方を覆われた八畳くらいの部屋だった
床は薄い布団?かマットみたいなものが敷き詰めてあり、
豆電球の明かりで壁際には小さいゴミ箱とティッシュが何セットか置いてあるのが見えた
この部屋ヤバい

220 本当にあった怖い名無し sage New! 2009/10/20(火) 07:25:33 ID:HCI3RJJfO
部屋の中の空気は微妙に湿っていて、すでに何人かがアッー!し終えたようだった

部屋にはすでに三人いて俺が入るとその三人は俺の体を舐めるように見だした
そんな目で見るな

俺はタオルで股間を隠し、三人から距離がとれる壁際に逃げた
その直後更衣室にいたおっさんが部屋に入ってきた

おっさんはおれの姿を確認すると近寄ってきて俺の手首を握った
振り払ったんだが他の三人もこっちに近づいてくる
俺はその部屋を飛び出して廊下の突き当たりにある階段で二階に逃げた

二階は二部屋あってどちらもさっきの部屋みたいなセッティングがしてあった
二階には俺以外誰もいないようだ
一息ついたところで背後から階段の軋む音が聞こえた
誰かが階段を上がってくる
俺はとりあえず右手側の部屋に逃げこんだ

221 本当にあった怖い名無し sage New! 2009/10/20(火) 07:28:21 ID:HCI3RJJfO
誰かどころじゃなかった
さっきの部屋にいた全員がぞろぞろと二階に上がってきたんだ
全員が俺のいる部屋に入ってくる
俺は逃げられないのか?

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