Categories: 洒落怖

キャンプ

この怖い話は約 2 分で読めます。

しばらく旧道を進んでいると後ろにいた人がなんだあれ!!といった

それは満面の笑みで右手で斧を振り回しながら左手で手を振りながらこちらへ走ってくる中年っぽい男だった
なぜかは知らないが明らかに車と同じ速度である

一人が「もっとスピードを出せ!!」というのでリーダーも焦りスピードを速めた

その斧男は旧道を出た瞬間フッと消えたそうだ

やがて山も下りたころリーダーが呟いた

「あのさ実は皆に黙っていたことがあるんだけどさ……俺去年あそこ言った時立ち入り禁止の看板壊しちゃったんだよね……
その時看板の中に御札みたいなのが挟まってたんだよね……でさ……その看板そこに放置してたんだけど今回きたとき見当たらなかったじゃん?
だからさ誰かがあそこに住んでるんじゃないかなって思うんだよ……」

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bronco

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