この怖い話は約 2 分で読めます。

580 本当にあった怖い名無し sage 2011/10/05(水) 19:23:01.33 ID:guQvlkmg0
母親が体験したという話。

母親は当時中学生。沖縄住み。
学校から帰って、和室で昼寝するのが好きだった。よく金縛りにかかるけど、どうせすぐ解ける。
その日も、母親はすぐ昼寝した。もちろん和室で。

ふと目を覚ました。案の定、体は動かない。いつものことだから、母親も寝過ごそうとした。

音が聞こえた。

カリ、カリ。
壁をひっかくような音だった。
母親は、音のするほうに目だけ向けた。

骨の浮き出た女の手。それが襖の隣の御札をカリカリ削っていた。

体はまだ動かない。声をだすこともできない。母親は汗だくで
「あっちいけ!」
と念じた。
女の手は、呆気なく襖に消えていった。

でも、まだ金縛りは解けない。
体のいろんなところに力をいれても意味がない。

母親が金縛りと奮闘しているとき、またしても女の手が現れた。
しかも今度は二本ある。
御札が削られるのも、さっきより格段に早い。

んで、間一髪で家族が和室に入ってきて助かったという話。

オチが弱いのはしょうがない(^q^)
似たような話がほん怖でもあったらしいぞ。

bronco

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