この怖い話は約 2 分で読めます。
仕事中、ビルの窓から外を見るとなにやら騒がしい。
警察もいる。
ビルの隣は運河というか川が流れているのだが、どうやら発端はそこらしい。
水上警察隊もやってきた。野次馬も増えてるし物々しい雰囲気に包まれてきた。
「死体だ」
「土左衛門だ」
声が聞こえる。水死体が川を漂って来たらしい。
この川は殆ど流れが無い満潮には海から潮が差して来るような場所。
人目にも着きやすい。
ダイバーが飛び込むのが見える。ホトケの引き上げか。大変だよな。
「何やってんだよ!」
「モタモタしてるな!」
水上警察隊の怒号が飛び交う。どうも難儀してる様子。
「自転車!!」
「何?!」
「左手に自転車が縛りつけられてます!!」
「・・・・そのまま上げろ!!」
えっ・・・?自転車・・・?
都内で数年前の実話ですw。
お粗末でした。