Categories: 短くて怖い話

子どもが助かった理由

この怖い話は約 2 分で読めます。

怖い話かどうか微妙っすけどひとつ上げさせてもらいます!

あるところに幸せな家族がいた。
父、母、まだ3歳子供が一人
慎ましく幸せに暮らしていた。
祝日で仕事が休みなので少し遠くの遊園地に家族で遊びに行く事になった。
まだ小さい子供は始めての遊園地で心躍らせ、一日中遊びまくった。
しかし、この帰り道悲劇が起こる。
高速で4台の玉突き事故に遭ってしまったのだ。

この家族の車は運悪くトラックとワンボックスカーにはさまれてペチャンコだった・・・・
この事故で父と母は亡くなった。即死だったという。
しかし不思議な事に子供だけは無傷だった。
それから数日、子供は親戚に引き取られ、遺品整理のためにおじさんと一緒に家に帰ってきていた。
数日振りの家・・・・あの日のまま残っている。
そこでおじさんが家を見て「あぁ・・・そういうことだったか・・・ありがとう・・・」
と意味不明なことを呟いた。
おじさんの目線の先にはボロボロに裂けた鯉のぼりが飾ってあった。
この家族が事故にあった祝日とは子供の日だった。

bronco

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bronco

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