この怖い話は約 2 分で読めます。

当時の彼氏とサファリパークに車で来園。
バスには乗らず、自分の車でサファリゾーンへ。
ヒグマゾーンのゲートが開く直前、運転席側の窓ガラスがスコーンと落ちた。
窓ガラスを何とかしなくては!
と思ったのか、ドアを開けようとする彼氏。必死に止める私。
車の中には、さっき売店で買ったフライドポテトと唐揚げの香ばしい匂いが。
その間も、ゲートはブザーと共に開いていく。

く、喰われる…!!!!恐怖でパニック!!!

ゆっくり開いていくゲートに、「緊急時にはクラクションを長押し!」
との文字が。私、泣きながら鳴らしまくりました。
彼氏はもうパニック過ぎて、
「大丈夫だよ!ヒグマは人を襲わないよ!」
なんて言ってた…襲うよ…じゃんじゃん。

結局、クラクションでジープのお兄さん達が駆けつけてくれて
事なきを得たんだけど、本当に死ぬかと思った。
ジープの中で、そのお兄さんにしがみついて号泣。
恐怖が去った後に体が震えるなんて、初めての経験だった。
今は怖くて動物園にも行けない。テレビで熊を観るだけでも
心臓がバクバクする。

ちょっと違う意味での怖い話、失礼しました。

bronco

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bronco
Tags: 匂い

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