短くて怖い話
変なおじさん

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深夜、俺がいつものようにアパートの二階の外でタバコをふかし終えると、一階の住人が外に出る音がした。
なにかぶつぶつ呟いているので耳を澄まして聴いてみると「変なおじさん 変なおじさんたら 変なおじさん」
と低く歌っているのがわかった。面白がってそのまま聞いていると、突然「はははははは」と得も言われぬ笑い声が聞こえてきたので、
俺がビビって後ずさりをすると、その音があちらに聞こえたらしく笑い声が止まった。そのまま様子をうかがっていると、いきなりドタッドタッドタッドタと男が階段を駆け上がってきた。

急いで部屋に戻り鍵を閉めると同時にガンガンガンガンとドアを殴る音が部屋中に響いた。おれは怖くて動けなかった。
しばらくしてドアを殴る音はやんだが、「変なおじさん 変なおじさんたら 変なおじさん」とその男が朝になるまで俺の部屋のドアの前で歌っていた。

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