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751 本当にあった怖い名無し New! 2008/02/18(月) 03:12:21 ID:lNgHtKEOO
その夜私は死んだように眠っていました
すると夜10時過ぎに玄関をノックする音が
(宗教か新聞の勧誘か?こんな深夜に非常識な!入ってやんねーもんね絶対的に)
チェーンを外さずにドアを開けると、年の頃40後半の帽子をかぶったおばさんが表に立っています
「佐佐木さんですか?」「ハァ」

「先日はウチの子が泊めてもらったそうで…」「ハ?」
(エッ?エッ?ここのアパート来てまだ誰も泊めてねぇぞ…)
「いえ…泊めて…ませんけど」「先週の土曜、中学生くらいの子を泊めたでしょう?」
(先週の土曜日私はみちのくプロレスを見て帰ってきたのだった。当然誰も泊めてない!)
「いえ泊めてませんよ」「だってここの1番下の子がりょういち君とかいう子で上に2人のお兄さんがいるって聞きましたよ」
(俺…独身で1人暮らしなのに…)
「ここは第#&*@荘の203号室ですよね」「ハァ確かに」
「ウチの子が&*@荘の2階の佐佐木さん家に泊まったと言うんで、三鷹市役所で調べて今日うかがったんですが」
(………しっ調べて来たんか!?)
そこで私はなけなしの根性を振り絞って、
「俺独身で1人暮らしの上今まで誰もこの部屋に泊めてませんけど」
するとおばさんは
「ウチの子…まだ帰ってないんですよ…失礼しました」「あ…イエ」
ドアを閉めると腰からヘナヘナと崩れ落ちた。あのおばさんは何だったんだろうか?

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