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615 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/18(金) 19:35:00.86 ID:gySXz61l0
小五の妹と私の会話。
「ただいま！あんな聞いて聞いて！」
「おかえり、何？」
ランドセルをほっぽり出して妹が駆け寄ってくる。
「〇〇公園の近くに人形の家ってあるやん？」
「日本人形ばっかり散らばってる不気味なボロ家やろ。ってあんた！
最近この辺り誘拐事件あったばっかりで危ないから寄り道せんと帰って来い言うたやろ！」
「ごめん、でも凄かったで。ほんまに日本人形だらけ！
しかもみんなバラバラにされてんねん。
床にちっちゃい着物とかこんな長い髪とか散らばってた」
と言って妹は両手を広げた。
「やめてや！私が怖い話嫌いなん知ってるやろ」
怒るが妹の口は止まらない。
「髪飾りとか靴下とかも…」
「止めてって…」
「それほんまかっっ！！？」
叫び声に驚いてそっちを向くと、
私たちの話を聞いていた父が真っ青な顔で電話機に手を伸ばすのが見えた。
618 : 本当にあった怖い名無し : 2012/05/18(金) 22:57:26.32 ID:d8uqBtUr0
・少女が両手を広げるぐらいの長さの髪
・髪留め
・靴下
どれも日本人形のものじゃない